Apr 2024

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鶴の恩返し、という日本の昔話がある。
障子の奥に身を隠して、恩返しに美しい反物をせっせと織る一羽の鶴。

その影響かわからないけど、隠れて独りで作る習性が、昔から僕にもある。
まだ途中の状態やその労苦を見られるのが、もう恥ずかしくて仕方ない。

まあ、ちっぽけなプライドかもね。完遂させる底力にはなってるけど。


でも、この道楽アニメーションに関しては、友人に相談しながら作ってる。

これが、実に新鮮で有難い。初めからこうやってればよかったな、と。







2024-04-21'

最終列車も、そろそろ終点に近づいてきた。

細かく丁寧に手を入れれば入れるほど、そこに愛着が湧いてくる。
まあ・・・時間がすごく掛かっちゃうわけだ。

でも、この3人目の子。とても気に入ってる。








2024-04-15

もし、人生の最後に走馬灯のようなものが流れるとしたら、

こういう列車の窓から眺めてる感じかしら・・・という絵動画を作ってる。


作りながら「まじで地味だなぁ・・・」と、己を痛感する w

ま、それもまた悪くないかな。







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大蔵院から御朱印帳が届く。

インクと印刷所の特性を考慮して、思い切って白龍にリデザインしたやつ。
うん・・・こっちもなかなかいいね。


それにしても、日中の陽射しが強くなってきた。

また、夏がやってくるのかしら・・・







2024-04-10

うん、ようやくまた作りたい気分が戻ってきた。
せっかく人生道楽で作ってるモノだもの・・・仕事にしたら、全て台無し。

〜 〜 〜 〜 〜

先日、歩さんのパントマイムを愉しみ、そのあと皆で大いに呑んだ。

道楽アニメーション作ってることを、演出家に報告してみたところ、
「もし元さんが、独りニヤニヤして作れてたら・・・間違いないですね」

そこでハッと我に帰る。

すっかり忘れてた・・・。いちばん大切な、ニヤニヤを w







micromegas

およそ300年前に活躍した哲学者・小説家のヴォルテール氏。
昔の小説って、結構ぶっ飛んでる話が多くて面白い。

シリウス星の哲学者「ミクロメガス」と土星の哲学者が、旅を共にする。

土星人が嘆きながら呟く、
「我々の寿命はたった1万5千年しかないのです。なんたる短さや」
ミクロメガスは言いにくそうに、
「我々は貴方たちより700倍長いのですが、それでもまだ時が足りません。
私の天体より千倍の寿命がある住人達でさえ、同じように嘆いてましたよ」

・・・なんか、鼻血出そう。数十年の地球人は、そりゃ忙しいはずだわ。

〜 〜 〜 〜 〜

地球に降り立った巨大な哲学者たちが、最初に発見した生命体は、クジラ。
もはや、地球人は顕微鏡でしか見えないのでした。